Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

Sherlock

エッセイ「ふわふわたまごシリーズ」

皆様こんにちわ、kotorioです。ようやくプルーストシリーズがひと段落したと思ったら、いえいえまだまだ続きますよ。お盆過ぎども「残暑振り返る」長編読み物特集。 改めて当ブログを振り返ると、シャルリーエブド以前・以後、という分け方ができるようです…

Sherlock in five languages - BBC Worldwide Showcase 5カ国語で『シャーロック』/ベネ最新情報

Sherlock in five languages - BBC Worldwide Showcase - YouTube 笑って繰り返し見てしまった。BBCシャーロック、1-1『study in pink』のジョンとSHとの研究室での出会いシーンが5カ国の異なる言語で構成されています。 わずか3分16秒のこのシーンですが…

The Valley of Fear 『恐怖の谷』 男のすぐれた物語

すっかり忘れていた。今月はホームズ月間を掲げていたのに「出版祭り」になってしまった。昨日やっと出版を済ませ本日燃え尽き症候群状態。昨夜はダンスに行ったけれど寒くて眠れず夜中何度も目が覚める。おかげで今朝はla grasse matinée(グラスマチネ=朝…

London Film Festival 2014:Benedict Cumberbatch 『 The Imitation Game』ロンドン映画祭開幕・ベネディクト『イミテーション・ゲーム』

The Imitation Game - NEW Official UK Trailer - YouTube こちらはロンドン・テレグラフ紙から。ロンドン映画祭 BFI London Film Festival | BFI の開幕を飾るベネディクト主演『イミテーションゲーム』(モルテン・ティルドゥム監督)はユーチューブでレッ…

ニーナ・シモン『sinnerman シナーマン』 SHシーズン2-3ライヘンバッハ挿入歌

Nina simoneニーナシモン『sinnerman シナーマン』。SHシーズン2-3『The Reichenbach Fall(邦題はライヘンバッハヒーロー)』冒頭の挿入歌として使われた。 ドラマ開始直後から、自らの不吉な運命を予感しているどこか影のあるシャーロック。素直に警察…

ThinkersとFeelers 『シンカー:考える人』vs『フィーラー:感覚の人』マイク&シャーロック兄弟対決

前々からBBCシャーロックの「兄」マイクロフトという存在の描き方にハマっている。って早々に、カミングアウトしたけど。というのも彼が監督兼、脚本だから(笑) 私も長女だし彼の長男独裁気質が肌に合う。画面に出てきて何やってくれてもどんだけエバって…

BBC情報 ベネディクト・リチャード3世/カフカの『変身』朗読

【その1】BBC公式サイトでドラマ『The Hollow Crown: The Wars of the Roses』が公式リリースされている。これはちょっと分かりづらいのだけれど「madia center (メディアセンター)」から入って、latest news(最新情報)をクリック。プレス向け情報。 BBC -…

マイクロフト兄(ゲイティス監督) BBCドラマSH シーズン4について語る 

BBC版では兄「マイクロフト」という存在がトンガッタ独自性を放ち、初登場以降、私の中でトップ君臨している。たぶん長女である私自身が「マイクロフト」的要素を自身の中に認めているからだろう。人は無意識のうちにドラマや小説の登場人物の中に「自分と似…

コーヒーの日 Get Your Coffee With Sherlock!

国際協定で珈琲の新年度は確かに10月からだが、1日が『コーヒーの日』となっているのは日本だけみたいだ。(『世界コーヒーの日』は9月29日 WHY?)『珈琲』という漢字のたたずまいになかなかに惹かれるものを感じ、根っからの珈琲党。高じて学生時代には神…

Sherlock Original TV Soundtrack-Music シャーロック:サウンドミュージック1・2・3

BBCシャーロックを初めて見た冒頭5分の衝撃の理由は「音楽」だった。オープニングのテーマソングが流れてきた時に「あ、米国の科学犯罪捜査番組だな」(←こらっ・笑)と思ったのである。この独特な、感情ではなく、大脳新皮質に直接働きかけるようなちょっ…

シャーロック・ホームズ『唇のねじれた男』(コナンドイル著) 翻訳&解説 kindle出版しました

BBCシャーロック3-3(最終話)冒頭は、正典『唇のねじれた男』が元ネタになっていることは記事【その1】で取り上げた通り。 SHERLOCK/シャーロック3-3 His last vow 『最後の誓い』感想その1 シャーロックの決意 - Entre poire et fromage 9月27日にkin…

SHERLOCK/シャーロック3-3 His last vow 『最後の誓い』感想その5 ラストシーン『東の風が吹く』編

【82分】残るはあと8分。飛行場のジョンとの別れのシーンは『セリフにしない言葉』が、殆ど一秒ごとに変化するSHの表情のみで語られる。その前にまずはマイクロフト、ガラス張りの部屋(冒頭参考人招致で使っていた会議室か)で外を眺めながら。SHの処分につ…

SHERLOCK/シャーロック3-3 His last vow 『最後の誓い』感想その4  A deal with the devil:悪魔との取引 編

紅茶やパンチに薬をもって家族一同眠らせたSH。JO「いったい何した?」SH「 A deal with the devil」悪魔との取引さ――我々一般人にとって、この世にいるうちはできれば経験しないほうが幸せな事象、というのも多々ある。 【回想シーン】カフェ=「病院…

SHERLOCK/シャーロック3-3 His last vow 『最後の誓い』感想その3 ジョンの『業』/シャーロックの直球魂

1)レストレード、事情聴取のためジョンと病院へいくもSHの姿なし。まあ当然ですな(笑)しかもまたレストレード動画撮ろうとしてた!!221Bではジョンの椅子が戻してある。JO「He’s Sherlock. Who would he bother protecting?」あいつはシャーロックだ。誰…

SHERLOCK/シャーロック3-3 His last vow 『最後の誓い』感想その2 ヒューマンエラー/マインドパレス編

1)(20分前後)221Bへ現れたマグヌッセン。SHはあくまで紳士的に交渉依頼を持ちかけるも『傍若無人』という日本語がぴったりとしか言いようのない態度で二人に接する。 ここでマグヌッセンの頭脳ファイルからSHの情報が引き出されている。これは邦訳…

SHERLOCK/シャーロック3-3 His last vow 『最後の誓い』感想その1 シャーロックの決意

シーズン3の1話でジョンを拉致し火あぶりにしようとした人物がようやく実態を見せた。チャールズ・オーガスタス・マグヌセン。(CAM)「新聞社オーナー。富と権力を使い情報を集め、世界各国の重要人物の弱みをつかむ『恐喝の帝王』」恐喝によって得た権力…

Sherlock 3-2 『 The Sigh of Three:邦題: 3の兆候』 結婚狂騒曲・先走り推理編 その4 シャーロックのシャーロック性を求めて

*【キタ~!その1】SH「ジェフ(わざと)トイレの時間だ」Lock this place down (この周辺を封鎖しろ):レスト氏「グレッグだ」ヤードに協力要請。SH始動!いいチームプレーじゃないか?グレッグ、もといレストレードって、雰囲気的に元ラグビー部デス的…

Sherlock 3-2 『 The Sigh of Three:邦題: 3の兆候』 結婚狂騒曲・先走り推理編 その3 僕たちの事件簿&絶対的権力者、兄マイクロフト

感動のスピーチは一転『ジョンの笑える話』へ。ブログから各種事件紹介と続き「血まみれ近衛兵事件」へ。 ・・・・(絶句)。この病んだ背中見た時、どこのビョーキのお子さんかと思いましたよ、シャーロック・・・。一人ユーチューブで頑張ってお勉強したの…

Sherlock 3-2 『 The Sigh of Three:邦題: 3の兆候』 結婚狂騒曲・先走り推理編 その2 感動スピーチ&もっと感動モファット監督インタビュー翻訳

『 The Sigh of Three:邦題: 3の兆候』 結婚狂騒曲・先走り推理編 その2はベストマンのスピーチシーンから。脚本担当のモファット監督の貴重なインタビューも。 回想で、依頼された時のことが。「ベストマン=最高の男」――養護施設を運営する一方で時々殺…

Sherlock 3-2 『 The Sigh of Three:邦題: 3の兆候』 結婚狂騒曲・先走り推理編 その1

今回はThe・結婚狂騒曲!お洒落な画像、編集技術とSHのジョン依存度・精神分析を力抜いて楽しむ回か。とかくシリーズ3は、全てがラスト第3話へ結集するようネタが張り巡らされている。第2話は、遊び心満載の緩めエピソードで、トリック好きマジファン、正…

B・カンバーバッチのナレーションCM/ゴールディング『The Spire/尖塔』朗読オーディオ

Pedigree DentaFlex - YouTube ビックリした!私はBBCシャーロックのベネディクトの声がすごく聞きとりやすく、落ちついていて、早口でさえ好きなのだが、上記CM彼のナレーションとは! 「Pedigree DentaFlex」英国のペットフードのCMみたい。ファン必須情報…

BBC:SHRLOCK(シャーロック)シリーズ3 第1話 The Empty Hearse /『 空からの霊柩車』

英国放映後、フランスでDVD販売初日にFNACで購入。The Empty Hearse:空の霊柩車、邦訳はどうなるのかと思ったら『空(から)の霊柩車』うまいなぁ。 こちらはBBC公式HPより、2014年1月1日シリーズⅢ-1放映の公式大発表がなんと突然霊柩車で行われた衝撃の日…

BBCシャーロック シーズン2 最終話『The Reichenbach Fall』(邦題:ライヘンバッハヒーロー)【その1】全体所感

MASTERPIECE | Sherlock | Steven & Moffat & Benedict Cumberbatch Re: "Reichenbach Fall" | PBS - YouTube ★というわけでシリーズ最終話の第3話『ライヘンバッハの滝』:邦題がライヘンバッハ・ヒーローになっているそうな。今回はコメンタリーが付いて…

『秋を探そう』――SHERLOK(シャーロック)のルーペ

今週のお題「秋の気配」 シーズン2第3話(最終話)までの幕間として、こちらの調査結果(笑)をどうぞ。 シャーロックが持ち歩く小型ルーペ。現場検証の際に、アンダーソン(注:ヤードで常にSHから罵倒を浴びせられる担当男)の300倍役立つ、有能小物。…

Sherlock Seison 2 Episode 2 :Les Chiens de BASKERVILLE BBCシャーロック2-2ハウンド 【その3】 後半感想

では後半戦。の前に今思い出した、私が以前、正典もグラナダ版の『バスカヴィル』もけちょんけちょんに書いたのは、BBCが300倍面白かったからだ。謎が解けた(笑) ★四方が白いラボ内SHはどのシーンを見てもお肌が素敵。ハウンドの幻想をみたジョンを今度はS…

Sherlock Seison 2 Episode 2 :Les Chiens de BASKERVILLE BBCシャーロック2-2ハウンド 【その2】 前半感想

★途中まで仏語吹替えで観ていたためタイトルもそれで。 事件がないためいらつきまくり、ハドソンさんにまで八つ当たりするシャーロック。短く、力強く221Bのインターフォンが押され・・・≪あの鳴らし方は≫ジョンと声を揃え「依頼人だ!」英語ならクライアン…

BBCシャーロック/シーズン2-2話:『The Hounds of Baskerville/バスカヴィルの犬(ハウンド』【その1】コメンタリー

そう言えば、シャーロック/シーズン2は3話の各エピソードで彼が「愛」「恐怖」「死」に立ち向かうんだよ、とDVDコメンタリーで監督が言っていたのを思い出した。なるほどアイリーンの回が「愛」。バスカヴィルでは「恐怖」に挑むコンサル探偵。 そこで今…

BBCシャーロック/シーズン2-1話:『A Scandal in Belgravia・ベルグレーヴィアの醜聞』

唯一シャーロックに強烈な印象を残した「あの女」ことアイリーン登場。Blgravia(ベルグレーヴィア)」はロンドンの上流住宅地。 脚本は1-1話を手掛けたスティーブン・モファット。もちろん正典の『ボヘミアの醜聞』が元ネタ。 もう何度も書いているけれ…

BBCシャーロック1-3『The Great Game/大いなるゲーム』

元ネタは「ブルースパティンドン」と「海軍条約文書」か。小ネタとして気づいたのは ・「緋色の研究」――太陽系の知識の欠如/「データ・データ・データ!」もか? ・「マスグレーブ家の儀式」――生首in冷蔵庫 ・「ボヘミアの醜聞」――封筒の産地、パーカーの万…

High-functioning sociopath(高機能反社会的人間) シャーロックの哀しみ

コナン・ドイルをはじめ、作家ではジョナサン・スウィフト、アンデルセン、メルヴィル、ルイス・キャロル、イェイツ、、ジョージ・オーウェル。 哲学者がスピノザ、カント、シモーヌ・ヴェイユ。 音楽家がモーツァルト、ベートーヴェン、サティ、バルトーク…