Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

gâteaux régionaux français

秋のプレゼント企画!「パリ栗」パリでもっとも美味しいマロングラッセはーーー

秋ですねえ「パリ栗」企画、覚えていらっしゃいますでしょうか。 www.kotorio.com 老舗サバトン社のアルディッシュ(フランス)産マロングラッセ最強! これにかなうものはない、と6年間信じて疑わなかったkotorioに 強烈かつ意外なライバルが存在すること…

南仏のビスキュイトリー「Le Petit Duc」パリ店

南仏のサン・レミ・ドゥ・プロヴァンスに本店のあるビスキュイトリー「Le Petit Duc」パリ店は7区の閑静な場所に、4年前にオープンして以来の人気です。 まずは看板商品のクッキーを試してみましょう。 お花やクローバーなどいろんな形のクッキーがありま…

ロワールの気品・かわいい焼き菓子「プランタジュネット」Gâteaux aux griottes

「ヌガー・ド・ツール」に引き続いてロワール地方菓子の登場です。 今回はロワール地域の西の玄関に当たる街、アンジェが舞台です。 特にルイ9世のつくったアンジェ城の豪華さとタピストリーは有名です。 アンジェでは、春に黄色い花を咲かせる木がいたると…

ビスコッティじゃないもん!ブルゴーニュ地方菓子「クロケ・オー・ザマンド」

ワインの産地ブルゴーニュ。ブドウ畑が広がる、景色が美しい地域です。 「クロケ・オー・ザマンド」は、型を使わないで焼き上げるこの地方の伝統焼き菓子。 クロケcroquetは、動詞「ぱりぱり音をたてて」「かりかり噛んで」の派生語です。 飽きのこない風味…

フランスに春を告げるいちごケーキ「フレジェ」

フランスにはいわゆる「ショートケーキ」がないんです。 えっ、と驚かれるかもしれませんが、いちごのケーキといえばこちら「フレジェ」。 フランス語で「いちご」の意味。いまのように、苺が一年中出回っていなかった時代、フレジェはまさに、フランスに春…

上質バターを贅沢使用!ポワトゥー・シャラント地方菓子「ブロワイエ」

なんで割れてる「失敗作」の写真をアップするのかって?違うんです!! 「ブロワイエ」はフランス語で「叩き割る」という意味。そう、今日は叩き割る固〜いフランス伝統クッキーのご紹介です! Broyé du Poitou(ブロワイエ・ポワトゥー) ポワトゥー・シャ…

フランス・リムーザン地方「さくらんぼのクラフティー」

クラフティ(仏: clafoutis、オック語: clafotís)は、フランスのリムーザン地方の伝統菓子です。 日本でも、タルトにフルーツを敷きつめ、プリンみたいな生地を流すこの焼き菓子、お馴染みレシピですね。 タルト型に生地を敷いて中にサクランボを並べ、卵、…

魔女のケーキではありません ローヌ・アルプ地方「ガトー・マルジョレーヌ」

「Gâteau Marjolaine ガトー・マルジョレーヌ」は、フランスのローヌ・アルプ地方、ヴィエンヌという小さな街にあるレストラン「Restaurant de la Pyamide レストラン・ドゥ・ラ・ピラミッド」で作られていたデザート菓子なんですって。 魔女のケーキじゃな…

ナンシー修道院生まれのお菓子「ヴィジタンディーヌ」

いよいよ3月、春ですね。チョコご紹介もひと段落、ここは心機一転、 心うきうき、午後のティータイムにぴったりの、フランス伝統クッキーはないかな〜〜 「ショコラ・モワルー」はおなじみ、とろけるガナッシュが特徴のチョコレート菓子です。パティシエで…

ナンシー菓子 ベルガモットのボンボン 

フランス・ロレーヌ地方のナンシー Nancy というかわいい街を訪れて参りました。 その昔、ロレーヌ地方を収めていたガトー大好き・グルマンな王様、レクチンスキーさん。 リュクスな祝宴やお料理に目がなく、この時代、ナンシーではたくさんのレシピが生まれ…

プラムのパイ菓子 pâté aux prunes

フランス、ロワール地域の「天使」という名を持つアンジェ。 クレメ・ダンジュCrémet d’Anjouというデザート菓子をご紹介しましたが、実は、Angersには、この時期、この土地にしかないという伝説の古〜いお菓子があるそうなんです。その名も「Pâté aux Prune…

フランスの庭・ロワール地方伝統菓子「ヌガー・ド・ツール」

フランスの庭と呼ばれるほど美しい地方ロワールには国内でもっとも長い「ロワール川」が流れています。 周囲には美しいお城があり、またワイン巡りの拠点としても、人気スポット! 今日は、そんなロワールの、中世の王侯貴族たちの時代にタイムスリップしま…

ベーシックな美味しさ ピレネー懐の伝統菓子「トゥルト・ピレネー」

フランス南部、ミディ=ピレネー山脈ふところに伝わる、伝統のお菓子です。 スペイン国境との国境近く、もちろん、ピレネー山を見上げて、イメージして作ったお菓子、ということなんでしょうね。 「トゥルト」は「丸いパン」の意味。大きなブリオッシュ型で、…

アルザス地方「リンツァートルテ」オーストリア発祥のお菓子

リンツァートルテ(独:Linzer Torte)は、オーストリア北部のリンツ地方発祥のお菓子です。 てっきり、ドイツ、オーストリアだけのものと思っておりましたら、フランスのドイツ国境の町、アルザス地方でも、よく見かけるお菓子なんですね。 名前は「リンツ…

ロワール地方アンジェ名物・天使のデザート「クレメ・ダンジュCrémet d’Anjou 」

フランス西部、ユネスコ世界文化遺産に登録されたロワール渓谷に位置するアンジェは、ロワールの古城と美味しい料理、30種のAOCワインを生産するワイン畑に囲まれています。 アンジュワインの中には、コトー・ド・ローバンスCoteaux de l’Aubance、サヴォニ…

フランス・リムーザン地方菓子・修道院で生まれた「クルーゾワ」

リムーザン地方は、フランス中部、焼き物で有名なリモージュのあるところです。 トリュフの本場でもあり、フランス料理の器や素材に興味のある人なら、一度は訪れてみたい街。 さくらんぼの産地で、以前ご紹介した焼き菓子「クラフティ」もこの地方の名物で…

ポンパドール夫人への愛 今よみがえる伝説のジャム

「Puits d’Amour」(ピュイ・ダムール)といえば、フランスでは、カスタードクリームを中に詰め込んだシュー皮のお菓子のこと。 ルイ15世がポンパドゥール夫人のために作らせた最高のお菓子。 当時は赤いフルーツのジャムを詰めていたはずが、いつしか時代と…

りんごを使ったフランス地方菓子「クルスタッド・オー・ポム」

フランス南西部のトゥールーズ、マルセイユのお菓子屋さんを覗くと、この時期よく見かけるのがりんごを薄い生地で包んだCroustade aux Pommes「クルスタッド・オー・ポム」という独特のお菓子。 フランス南西部は、8世紀ごろまでアラブ領で、当時から伝わる…

なんで今更「クイニーアマン♪」ブルターニュの塩バターお菓子

フランス北西部のブルターニュ地方に伝わるお菓子「クイニーアマン」。 日本でも何年か前にブームになり、コンビニでも多く販売されたので、覚えている方も多いと存じます。「クイニーアマン」、奥深いお菓子なんですよね。 ブルターニュ地方では1860年頃、…

フランスの秋を感じるお菓子「ポム・ランヴェルセ」

秋のノルマンディーと言ったら「りんご」の天国!!この時期、ノルマンディー農家ではりんごの収穫で大忙しです。 フランスでは日本のように摘菓せず、ミツバチたちが花の時期に受粉して出来た実を自然な状態で育てるのが主流だそう。 りんご農家の大部分で…

ヴィーナスの腕に抱かれてーーラングドック・ルション地方のお菓子

若いお菓子職人さんでも知らない人のいるほど、珍しいフランスのロールケーキ、それが「ヴィーナスの腕」。 フランスの南西部、ラングドック・ルション地方に伝わるこのロールケーキ、名前の由来はもちろん「ミロのヴィーナスに腕があったら?」 片腕の女性…

ボルドー銘菓カヌレ専門店 BAILLARDRAN(バイヤルドラン)

みなさん、夏休みに入られましたか?うなぎ、召し上がっていますか?パリにも老舗の鰻屋さんあるんですよ〜〜。 さてパリ。寒くて、夏がすぎてしまったかのようです。10月初めの秋風みたい。 バカンスで、パリジャンは太陽を求めて旅立ってしまいました。5…

シャンパンを使ったバラ色ビスキュイ「メゾン・フォシエ」

フランスでこのお菓子を知らない人はいない、と言われる「Fossier(フォシエ)」、本場シャンパーニュのシャンパンを使った歴史あるビスキュイなんです! Maison Fossier・フォシエは、フランスで最古のビスケットメーカー。 本社は大聖堂で有名な街ランスに…

ブルターニュ産バターたっぷり、伝統の本場ガレット

フランスばらまき土産の王道といえば赤い箱でおなじみ「Mère Poulard」のサブレ。モンサンミッシェルのお土産としても有名ですが、実はパリの路面店、スーパー、空港まで、どこでも手に入れることができる。 フランス3度目のリピーター氏から「メールプラー…

フランス北部リール「Meert 」のやみつきふわふわッフル

創業1761年、フランス北部リールに本店を構えるワッフル専門店「Meert」メール。 伝統ある店舗は、歴史的建造物に指定されています。もともとは、コンフィズリー・ショコラティエとして、リール社交界で人気だったお店。1849年、ベルギーのレオポルド1世の御…

ジャンヌダルクの涙

フランス西部、ルーアンROUENという小さな街をご存知ですか? パリのサン・ラザール駅から1時間、木組みの家の立ち並ぶ、どこかストラスブールにも似た可愛らしい都市です。16世紀ルネサンス様式の大時計やモネの絵で有名なノートル・ダム大聖堂は街のシン…

12月6日 サン・ニコラの日の人形お菓子

宇宙人なんて呼ばないでーーー 12月6日は「サン・二コラ(子供の守護聖人)の日」。フランス北部、ドイツ国境近いアルザス地方のお祭りです。その昔、ベルギーやドイツなどではノエルの代わりにこの日をお祝いする習慣があったそう。 子供達の楽しみが、マネ…