Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

オーガニックスーパー「Bio c’Bon」日本上陸

欧州のオーガニック製品を主に取り扱うフランスの大手スーパー「Bio c’Bon(ビオ・セボンと読みます)」が12月上旬、日本に上陸したようですね。先月末の冷凍食品「ピカール」に続き、2017年はフランス輸入品が日本の食卓を変えるかもしれません。 「ビオ」…

「パリ栗」第3弾!マロングラッセ発祥の老舗「BOISSIER ボワシエ」

パリ高級住宅街16区のその名もヴィクトル・ユゴー通りAvenue Victor Hugoの超有名店「Boissierボワシエ」さん。1827年初代ペリセール・ボワシエ氏が創業した老舗です。 パリジャン曰くマロングラッセなら「ボワシエ」でしょ!と即答されるほどの絶対的王者。…

あら?メール・ド・ファミーユを忘れていない?

1761年創業、パリ最古のお菓子屋さん「À la mère de famille(ア・ラ・メール・ド・ファミーユ)」さん。もと食料品店で1800年代初めに自家製の砂糖菓子コンフィズリーを販売、のちショコラトリーへ。深緑色の店構えは、いかにも「昔ながらのパティスリー」…

フランス伝統栗 老舗サバトン社のマロングラッセ

フランス栗の名産地として名高いアルディッシュ(Ardèche)地方で、1907年から伝統製法にこだわり、マロン商品を手がけるサバトン(SABATON)社。厳格な選別基準に基づき、ひとつひとつ手作りで丁寧に加工されています。2005年にはAOC(原産地統制名称)認定…

ジャンヌダルクの涙

フランス西部、ルーアンROUENという小さな街をご存知ですか? パリのサン・ラザール駅から1時間、木組みの家の立ち並ぶ、どこかストラスブールにも似た可愛らしい都市です。16世紀ルネサンス様式の大時計やモネの絵で有名なノートル・ダム大聖堂は街のシン…

パリの新パティスリー、ブッシュ・ド・ノエル5選

いよいよノエル前の週末、商戦本番です。フィガロ本紙ライフスタイル欄で「Les 5 bûches parisiennes de Noël 2016」パリの「新パティスリー」によるブッシュ・ド・ノエルから5店舗が紹介されています。名誉なことですね。フィガロ独自の審眼にもご注目! …

エルメさん12月17日(土)青山店リニューアルイベント現る!

ピエールさんはピエールさんでも、今回は別のフランス人ピエールさん。21世紀パティスリー界のピカソと呼ばれる(ちなみに名付け親は『ヴォーグ』誌です)Pierre Herméピエール・エルメさんが17日土曜、東京青山店リニューアル記念に現る! 2007年にはフラン…

ピエールさん家のノエルの引き出し

年に一度、この時期ばかりは人様へのプレゼント選びにとことん頭を悩ませるフランス人。贈る相手が美食家ともなれば更に悩ましい。プライドかけて下手なものは選べぬとばかり、ショーウインドウの前で「考える人」のポーズをしたマダムがちらほらと。 そんな…

何を今さらレオニダスーーLeonidasノエルボックス

Leonidas(レオニダス)さんといえばベルギー王室御用達ショコラティエの大御所。アリストテレス、を彷彿とさせるギリシャ人的・硬質な名の響きも私的ツボです。 お隣の国のメゾンといえど、ここパリでも、各メトロの駅を出ると、ドトール並みにお目にかかれ…

2016パリのブッシュ・ド・ノエル第2弾

100%ショコラを、あるいはアイスケーキじゃなきゃダメという人もーーブッシュ・ド・ノエルに対するこだわりは人それぞれですが、パリジャンの本音は「だって有名パティシエのって高いんだもん!」今日のフィガロ紙の特集から翻訳します。「Notre sélection d…

パリで味わう本格派ベルギーワッフル

街を歩いていてふとただよってくる焼きたてワッフルの香り、たまりませんね。 ベルギーワッフル日本第1号は1986年、大阪梅田にできた「マネケン」さんとのこと。個人的には、昔住んでいたことから神戸ワッフルケーキ専門店「エール・エルR.L」さんに一票。ふ…

2016パリ最高のミルフィーユ

『Les meilleurs millefeuilles de Paris』ーー2009年から始まったLe Figaro紙の毎年恒例「ミルフィーユ番付」7回目。1ヶ月以上の審査の結果、2016年度最高のミルフィーユが発表されたようです。 ジャーナリストが匿名でパリ市内のミルフィーユを店舗にて…

パリの冬グルメ!フランス産牡蠣の名産地と選び方

パリの冬は魚貝三昧!ブラッスリーの軒先で見かける牡蠣は、12月の風物詩。牡蠣マルシェや牡蠣バーも登場し生で食べるのがフレンチ流です。一言で「フランス産牡蠣」といっても産地ごとに特徴があるそう。街角の「l'écaillerエカイエ(=牡蠣専門職人)」さ…

12月6日 サン・ニコラの日の人形お菓子

宇宙人なんて呼ばないでーーー 12月6日は「サン・二コラ(子供の守護聖人)の日」。フランス北部、ドイツ国境近いアルザス地方のお祭りです。その昔、ベルギーやドイツなどではノエルの代わりにこの日をお祝いする習慣があったそう。 子供達の楽しみが、マネ…

2016パリ「今年のブッシュ・ド・ノエル」

Les plus belles bûches de pâtissiers pour Noël 2016 :本年度最高のブッシュ・ド・ノエル。フィガロの記事から翻訳します。 Traditionnelle au chocolat ou exotique en forme de sapin ?《1870年から続いてきた伝統的なロールケーキ。今日ではそれぞれの…

Jean-Paul Hévinのブッシュ・ド・ノエル

ノエルといえば断然シュトーレン派のkotorioです。日本でも定番のクリスマスケーキとなっブッシュ・ド・ノエル。木の切り株buche(ブッシュ)に見立てたロールケーキにチョコや生クリームを塗って、斧、小人など森の小道具を飾るのが伝統的な形です。 ここ数…

パリで楽しむ英国の味ーースコーンと手作りキット

クロワッサンにカフェオレもいいけれど、時々やってくる英国熱。元旦に「Sherlock」S4の放映も控え、隣りの芝生は益々青い。今月は脳のストレッチがてら「英国気分盛り上げ月間」宣言!・・・蘊蓄はさて置き、単にスコーンを買いたかったのね。 パリ9区のビ…

パリからノエルのビスキュイ便り

11月も終わり。フランスではノエルに向けて、各家庭アイシングクッキーのレシピを探し始める頃です。ツリーの上に思わず飾りたくなるようなかわいさで、食べてしまうのがもったいない!とっても簡単なので、お子さんと(パパさんも)サンタさんもみんな一緒…

秋冬限定・とろとろチーズ「モン・ドール Mont d'Or」

寒さの深まりとともにフランス人が心待ちにするチーズ「モン・ドール(Mont d'Or)」。フランス・スイスの国境、ジュラ山脈モン・ドール(黄金の山)一帯で作られているウオッシュタイプのチーズです。 “エピセア(epicea)”というもみの木の樹皮で側面を囲み、円…

フランスの冷凍食品店「ピカール」青山店開店!

11月23日、フランスの冷凍食品店「Picard」(ピカール)が青山骨董通りに出店するとのこと。日本のイオングループと提携し、オンラインストアも開始されているようです。 フランス人が好きな食品ブランド5年連続No.1のピカール。フランス、イタリア、ベルギ…

ラ・メール・プラール風ふわっふわオムレツ

モンサンミッシェル風のふわっふわオムレツが食べたくてたまらない日はありませんか?白身をしっかり泡立てればお家でも簡単。朝から幸せ気分で1日がスタート! 日本にラ・メール・プラール初店舗ができて久しいですね。でも、イッチバンは出来立て、あつあ…

Les 10 nouvelles meilleures pizzerias de Paris

パリでイタリアンは禁物!と知識人はいふけれど、最近本格石窯ピッツアのお店が熱いんですって?!フィガロ紙が注目する「パリの最新・ピザ注目10店」より。 Mamma Primi 若い起業家さんがマレ地区など中心にターゲットを絞って本格ナポリ味のピザ店を開業。…

田舎パンの美味しい「ポワラーヌ」のクッキー

田舎パン(パンドカンパーニュ)で有名なパリのパン屋さん「ポワラーヌ」。日本やNYに空輸されるほどの人気ぶりだそうです。 厳選小麦とゲランドの塩を使い、もみの木の薪を使用した石窯で焼かれる天然酵母のパンは素朴で優しい味わい。4分の1から購入でき…

セップ茸のリゾット

この季節なら迷わずポルチーニ茸!隣国イタリアでは、リゾットやパスタなどで有名ですよね。フランスでも実は「セップ茸」と呼ばれ、イタリアンレストランに行かずとも、ビストロの前菜や、家庭料理として親しまれています。 簡単かつ自宅でも本格的な味が楽…

アンジェリーナのイベント「モンブランの日」

パリの老舗パティスリー「Angelina アンジェリーナ」公式サイトによると、11月2日(水)~6日(日)の5日間「Journée du Mont-Blanc chez ANGELINA モンブランの日」が開催されます。リヴォリ本店、ギャラリー・ラファイエット、ルーヴル美術館、ヴェルサイ…

食品ロス問題に取り組むパリの3団体をご紹介

「食品ロス」(まだ食べられるのに廃棄する食糧)はフランスで年間約700万トン。 2016年2月、全国のスーパーに「売れ残り食品を廃棄せず、慈善団体へ寄付すること」を義務づけた世界でも初めての法律が成立し話題を呼びましたが、その後どうなったのでしょ…

クロワッサンを探すならーーブレシュクレ Blé Sucré

クロワッサンマニアの間で名高い12区の「ブレシュクレ(Blé Sucré)」。 シェフのファブリス氏はパラスホテル「ル・ビリストル」「プラザ・アテネ」のパティスリー部門を担当していた人。それが突然、12区の活気ある市場近くにブーランジェリーを開いてしま…

パリの素敵なブーランジェリー「友達のパン」

先日「エリック・カイザー」をご紹介しました。パリジャンにとってバゲットは「生活」そのもの。日本人にとっての米と沢庵はフランス人のパンとチーズと言われるけれど、それ以上の存在かもしれない。 パリの人は住まいの近くに顔なじみの「myパン屋さん」を…

パンのある幸せな毎日ーーーフランスのブーランジェリー「メゾン・カイザー」

フランスで高い評価を得ているブーランジェリー。日本ではエリックカイザー氏との提携により「メゾンカイザー」として国内店舗が展開しています。都内大手デパ地下などでPaulと並び、フランスパンのブランドとして認知されて久しいですね。 フランスでは、18…

ニシンのパイの包み焼きーーー魔女宅によせて

「夏のジブリ祭り」単独開催中のkotorioです。海外版の英語、フランス語、ロシア語などで、ジブリ作品を制覇しています。 『魔女の宅急便』。私が小学生の頃公開され、中学の時には何度かテレビ放映を見たのだけれど、ジブリの中でも好きな作品だー・・・と…

仏Le Figaro紙が伝える「死へのエンタメ」ポケモンGO

www.lefigaro.fr 携帯電話を丸4年もたず、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの一切の電気器具に頼らない生活を送っているパリのKotorioです。(注・皆さんは好んで真似をしないようにしてください) 自分で経験していない以上、このネタだけは決して触れまい…

パリでかき氷

8月に入って急に秋めいてきたパリ。朝晩はもう寒くて、先月は美味しかった1664(フランスのビール)もジェラートも、どこ吹く風・・・ そんな中、空気を読まず、さらなる冷たいもの情報を発信するkotorio、本日のお題は「パリでかき氷」です。 パリで日系の…

パリのジェラート屋さん

パリのジェラート屋さんといえば、サンルイ島にあるベルティヨン。1954年創業です。季節も気温も関係なく、いつでも行列ができていますね。(たいていは観光客で英語が飛び交っていますが) 日本ではあまり見かけないヌガー味やピスタチオなどの楽しみが。ク…

「ラ パティスリー デ レーヴ」も?!東京初上陸

2009年にパリ・サンジェルマンに誕生した新進パティスリー「ラ パティスリー デ レーヴ」。京都のち日本2号店が、東京・新宿「ニュウマン」内に出店したそうですね。アラン・デュカスに続き、今、ニュウマンに吹き荒れるパリスイーツ旋風第2弾、遅ればせな…

龍真咲さん退団ーー『1789ーーバスティーユの恋人たち』悲しみの報い

宝塚歌劇団月組トップスターの龍真咲さんが、大劇場のフィナーレを迎えました。スポーツ報知などの報道によれば、龍さんらしい爽やかな、涙なしでのサヨナラ公演となったとのこと。この後、龍さんはディナーショー、そして東京公演で9月に正式に宝塚を後に…

南仏テローー革命記念日のフランスで・・・

革命記念日、7月14日の祝賀モードのフランスで痛ましい事件が起こりました。 ル・フィガロ、ル・モンドなど各紙は、事件当時のプロムナード・デ・ザングレの様子、死傷者、現場に居合わせた人々の証言、犯人像など次々と報じています。 フランスは3日間の…

2016パリ革命記念日のイベント情報

明日7月14日(木)はフランスの祝日。日付(le 14 juillet)をそのまま読んで、ル・キャートーズ・ジュイエと呼びます。バスティーユ牢獄を市民らがおとした、あの1789年フランス革命を記念した「建国記念日」ですね。1年に一度のシャンゼリゼ大通りでの軍事…

今週のお題「わたしの本棚」ーーー海を渡ったダンボール10箱の本たち・・・と?

中学や高校の夏休みは、たいてい図書館に「住んで」いた。文字通り、本が、紙が、書かれた字や文章が、大好きだった。空間に埋もれているだけで、幸せだった。 18歳までにすべての戸棚を読み尽くさなければ手遅れーーーそんな気がしていた。未来は永遠に開か…

三越伊勢丹、2016年9月パリにオープン予定

三越伊勢丹ホールディングスは2016年9月、パリ15区にある「パリ日本文化会館」内の1階に出店する計画を進めているようです。93㎡となる新店舗、現地フランス人に向けて、日本ファッションやウエアを販売する予定。 (パリ日本文化会館・外観) 大西洋・三越…

フランス美食ガイド「ゴー・ミヨ」日本版発刊へ

フランスで「ミシュラン」と並ぶレストラン格付け本「ゴー・ミヨ」が12月3日に発刊予定。先日フランス大使館でプレス発表が行われました。 世界15カ国目の発行で、日本版は初。 年末の発刊に向けて東京都と北陸3県の飲食店400店をランク付けして掲載すると…

アラン・デュカス「シュー・ダンフェール パリ」日本初上陸

フランス料理の大御所アラン・デュカス監修のパリのシュークリーム専門店「シュー・ダンフェール パリ(choux d’enfer PARIS)」が4月に日本上陸済とのニュースはパリでも持ちきりです。海外第1号店だそうで、新宿「NEWoMan」という新しいランドマーク内に…

ブームの兆し?パリの新イタリアン

フランスでイタリア料理だけは絶対に食べてはいけないという。理由は「アルデンテに永遠にありつけない」から。フランス人の茹でるパスタは茹で過ぎて固形物とは程遠い。彼らは時間を計ってパスタを茹でるということをしないのではないか。吹きこぼれてよう…

まるで焼きたて!硬いバゲット再生法

L'astuce du jour : comment faire d'un pain rassis du pain frais ? | www.directmatin.fr 「フランス人はバゲットを買い置きしない」のは常識。毎朝、毎昼、おやつ、食べるごとにブーランジェリーに行列します。ところが・・・ www.youtube.com 「日曜の…

「世界のレストラン・ベスト50」伊レストラン初の1位!

ニューヨークで13日、英レストラン業界誌「レストラン(Restaurant)」による今年の「世界のレストラン・ベスト50(World's 50 Best Restaurants)」が発表されました。1位に輝いたのはイタリアの「オステリア・フランチェスカーナ(Osteria Francescana)…

南仏菓子「ラ・タルト・トロペジェンヌ」パリの専門店

スイーツ専門店が後を絶たないパリ。今日はサンジェルマン・デ・プレ近くのこちらをご紹介です。 "Tropezienne"(トロペジェンヌ)は、南仏Saint-Tropez(サント・ロペ)生まれのお菓子。ポーランド人のAlexandre Mickaさんが故郷を想って作ったそのお菓子。…

UAMAMI Matcha Café パリ初の抹茶カフェ

パリ初の「抹茶カフェ」がオープンしたとのこと、早速覗きに行って参りました。パリ3区。レピュブリック広場から一本入ったお洒落な人々のエリアです。 経営者はフランス人のご兄弟。「日本カフェや、また、和食文化の発信を目指すというコンセプトではあり…

フィナンシェじゃだめだったんですか、プルーストさん(12)最終回・ついに!パリにマドレーヌ専門店が登場

衝撃の事実ーーここ最近「スイーツ専門店」ブームの続くパリ、なんとはじめての「マドレーヌ専門店」がオープンしました!「Mesdemoiselles Madeleines(メドモアゼル・マドレーヌ)」9区、スイーツ激戦区です。 Mesdemoiselles Madeleines | Paris 9 Mesdem…

フィナンシェじゃだめだったんですか、プルーストさん(11) スコーン、スコーン・・・英国伝統の味

フランスは復活祭3連休突入し、街のショーウインドウには卵形したチョコのお菓子が溢れ、春の到来を感じます。 ここのところ続けて米国へとんずらしていたので、そろそろ欧州に戻りたいと思います。まだまだ続くよ!このシリーズ(笑)皆様、気長にお付合い…

フィナンシェじゃだめだったんですか、プルーストさん(10)パリのドーナツ事情 

このタイトルも「引っ張りすぎやねん!」というお叱りが聴こえてきそうな10回目。パリは真冬に戻ったかのような灰色の空と気温であります。冬が恋しいkotorioです。 3月11日の「村上さんのところ」で、あの有名ドーナツ店が登場していましたね。日本の代々木…

フィナンシェじゃだめだったんですか、プルーストさん(9) 米国なつかし母の味『ジョニーケーキ』

突然ですが皆さん『大草原の小さな家』Little house on the Prairieって観てました? 大草原の小さな家 - Wikipediaアメリカのテレビドラマ。NBC製作、1974年ー1982年まで全9シーズンです。日本では3ちゃんねる=NHK総合テレビで1975年ー1982年に放送。(第…