Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

断水とChrome問題:ホームズ『入院患者』『最後の事件』など――ホームズと紅茶 

 住処がおととい、工事で朝から17時まで断水になるとのこと。急遽ペットボトルの水を一本買ってしのいだ。22時過ぎにやっと復旧。17時と思って夕食の水をあてにしてた人たちは困っただろう。

 時には断水も、学生のころ、厳しい体育会時代を思い出していいかも、と思っていたら予告なしに翌日も水が出ない。しかも「昨日と同じだよ、夜には復旧」というので、当然17時なんて思わず、遅くになりゃ通じるのかと思ったら日付が変わっても通じず。

 しかも今朝はネットまで30分コース(ネットが繋がるまでに線を引っこ抜いたり、立ち上げ直したりして要する時間のこと)だった。ほんとうになんて無意味なエネルギーを使っているんだ。執筆も職探しも一切進まず。誰かchrome問題助けて・・・。

 合理的でないものに、私は殆ど憎しみすら感じる(笑)その代名詞たるのが、今自分が選んで住んでいる国だという笑えない事実。人生誤ったの、認めざる得ないか。

 合理性のない国、相性の合わない国(と思いながら)今後どこまで我慢して、生きていけるのか、若くもないのに時間の無駄という思いに終始とらわれている。辛さに耐え、目的のある頑張りでなく、無であることに耐え得られるものすら何もないのだから。

 人は自分の有りかを探す習性があるがそんなのは20代で終えて、あとは自分の居場所で、しっかりと腰を据えて、なにごとかに精神を傾けるものだ。20代を過ぎて何かを「探している」連中というのが(つまり今の自分)どうしても私は好きになれず、受け入れることができない。

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 グラナダ版ホームズの第2シリーズ視聴終了!『最後の事件』の滝は、実は私も数年前に行った(けどその時はシャーロキアンじゃなかったし、ふうん、という程度だった)第3シリーズからワトソン先生入れ替え。最後、ノーウッドの建築業者、入院患者、赤毛同盟あたりは映像と聖(正)典の違いや演出など細部に渡って突っ込みどころが多すぎて、いろんな意味で楽しめた(笑)シリーズ最後まで見たら英語見直さないと。

「事件の外見が奇怪に見えれば見えるほどその本質は単純だ」

「平凡な顔ほど見わけがつきにくいように、ありふれた特徴のない犯罪ほど、本当はやっかいなんだ」

「仕事そのものが報酬なんだ」

「凡庸な人間は自分の水準以上のものには理解をもたないが、才能ある人物はひと目で天才を見く」

「芸術のために芸術を愛する者にとっては、細かなとるに足らぬものの中にこそ、

 強い満足を汲み取る」

「資料もないのに、理論的な説明をつけようとするのは大きな間違いだ。 人は事実に合う論理的な説明を求めず、理論的な説明に合うように、事実のほうを知らず知らず曲げがちになる」

「考えること、それを除いて何処に生きる意義があるといえるのだろうか」

――――以上、コンサルティング・ディティクティヴさんからの印象的なお言葉。

 さてさて、ホームズさんはよく紅茶を飲んでいるけれど、素敵なティーセットがあってグラナダ版の品の良さをいつも観察している。英国にはいつぞや「ホームズ紅茶」という土産物まであったけれど(実際見た)今存在しているかどうかは定かではない。

←(入院患者、のワンシーン)細身の紳士によく似合う。いいなあ伝統のある女王の国、英国・・・隣の芝生は青い。