Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

ボクサー的減量・ダンサー的応用

 ボクサーはれっきとした目標にむけ「短期決戦」で減量に挑める。まさに敵は自分自身。15~20キロレベルはフツ―。だってそれが「プロ」である。凄まじき世界。

 というわけで、以前(6月)にも書いた『ボクサーの減量・ダンサーの減量』


ボクサーの減量・ダンサーの減量 - Entre la poire et le fromage

 も遠い記憶、ここらでちょっと上記レベルで気合を入れないとまずい――。

 季節が酷だ。3~5月あたりが開始には適している。(過去の度重なる経験と挫折による)秋は脂肪をため込み、ただでさえ寒さに向かう時期。寒さや冷えを感じやすく、体調不良との闘いに即繋がる。

 減量時期は、ほかのことが全く手につかない『廃人期』になるので、1カ月なら1か月、人生捨てたと思ってそれに挑む環境作りも先決。部屋ではひたすら毛布をかぶって水もモノも口にしないよう天井にらんで死体状態。

 考えただけで、私の人生って一体なんの繰り返しなのだろうと思ってしまう。

 職業で「痩せなければならない」状況にある人が、ある意味うらやましかったりもする。私の場合はただの『』だから。生まれ持った宿命。

  一番つらいのは、『水分』だな。

 食べないのは、いったん食べてしまうから食欲が出てくるのであり(ことわざにもある)逆の論理で行けば、食べなけりゃいつまでだって食べる気持ちはわいてこない。

 でも水分となると――。。。ただでさえ珈琲っ子の私には、、、。これから寒くなる季節の、パリの私には。。。

 ボクサーは最終的には水分すら絞り落として、一度のトレで4キロぐらい(もちろんサウナスーツで)落としていく。水を飲めばしっかり増えてしまうから、摂取量は一日一リットルとかそれ、ヤバいんじゃないのってぐらいまで、ぎりぎりに抑えて行く。そこがキッツイんです、、、私には―――。

 ある程度、メンタルなパートナーがいればと思ったことも過去にはあるけど、所詮無い物ねだり。こればっかりはどうしようもない。

 異国で、ただひとり、ホントに孤独なパンチを受け続けて、もうボロボロだ。

 文字通り、ひとりで倒れるまで、闘い続けるしか、無いんだ。