Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

シャルリー・エブド紙襲撃事件 現場パリより(3)突入の舞台裏

 シャルリー・エブド銃撃事件の実行犯のシェリフ・クアシ(32)、サイド・クアシ(34)両容疑者が9日、パリ北東ダマルタンアンゴエルの印刷会社に立てこもった事件。逃げ遅れた従業員(27)が3階の流し台の下に隠れ、携帯端末で仏当局に屋内の情報を提供、特殊部隊の突入作戦を成功に導いた。フィガロ紙の要約。


Le Figaro - Actualités


・従業員は犯人侵入の際、社内におり、急いで身を隠した。SMSで家族に連絡、解放まで建物の構造や犯人の居場所などを伝え続けたとのこと。

・事件では同社幹部も人質に取られていたが、検察当局によると昼までに解放された。この幹部がシェリフ容疑者のけがを治療した?という情報もある(未確認)。

・仏メディアは従業員の存在を認知していたが、犯人に知られないよう解放前報道を控えた。

・一方犯人グループのアメディ・クリバリ容疑者(32)が立てこもったパリ東部ポルトドバンセンヌのユダヤ教食料品店。20人前後の人質がいたとされ、うち4人が犠牲となった。乳児を含む生存者の一部は店内の冷蔵室に隠れたという報道も。寒さと恐怖に震え救出を待った。

・容疑者は店内の電話を使用し通話後に電話を切り忘れた。音声が外部に筒抜けとなった。

 神に祈り始め殉教をほのめかす言葉を口にした。人質を道連れにされることを恐れた当局が急遽、突入決行したという見方もある。(複数仏メディアによる)

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追記>スーパーに突入した部隊の名称が紙面から拾えた。国家警察に属する「対テロ特殊部隊(RAID)」、ポリスの最高集団「探索介入隊(班)(BRI)」。対してダマルタンの印刷会社突入は、軍組織の国家憲兵隊に属する「対テロ特殊部隊(GIGN)」。ふう。

追記2>4日連続の危機会合の後、バルス仏首相演説。「1789年(大革命)の精神に立ち返ろう。共和国の価値を思い起こそう」。「明日(11日、追悼行進)はフランスがフランスであることを示す日だ」。格調高く迫力ある長い演説だった。

 フランスの威信をかけた明日11日の追悼行進、オランド大統領のほかメルケル独首相、キャメロン英首相らが参加を表明している。警備は空前の規模になるだろう。

埋め込み画像への固定リンク Le rassemblement le plus important a été enregistré à Toulouse. Selon la police, plus de 80.000 personnes étaient présentes.Parmi la multitude de pancartes brandies à Lille, on pouvait lire «je suis policier», «il faut s'aimer à tort et à travers», une autre montrait  La liberté guidant le peuple de Delacroix.

 私も行くよ。フランスが連続テロに反撃する「111」、現代史にどう刻まれるかーーこの眼で。


Dimanche 11 janvier, une marche pour l’Histoire

フェイスブックの「レピュブリック行進」サイトでは13万人が参加予定。

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