Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

フランス山岳地帯の郷土料理、チーズ&マッシュポテト まさかの伸び伸び「アリゴ L’aligot」

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 とびきり独特な一品は、フランス南部の山岳地帯にあるオーブラック(l'Aubrac)地方の郷土料理。オーベルニュ料理とも呼ばれます。少量のニンニクで香りづけしたジャガイモのピュレ(マッシュポテト)とチーズが主な材料。粘度が高く「餅のよう」で、非常によく伸びるのが特徴。肉料理などの付け合せとして出されることも多いです。

 上手に作るには、ごく薄くスライスしたチーズをジャガイモに混ぜる手間を惜しまないこと。少しずつ溶けて「糸が引き」始めるまで混ぜ込みます。なんだかトルコの伸び伸びアイスみたい。 

味の決め手はもちろん、選んだチーズの熟成度にあり。新鮮なトムフレッシュチーズは出来上がりの滑らかさの秘訣なんです。

 またアヴェロン県の特産である若いラギオール・チーズも使われます。オーヴェルニュ地方のカンタル・チーズを使う一品はトリュファードと呼ばれ、ピュレではなく薄切りのジャガイモが使われます。いずれも山のチーズですが、ライオールのトム・フレッシュを使用したアリゴが「正統」ともいわれているそうな。

 アリゴは故郷から地方全体に広がり、今や全国区のお祝い料理として食卓の人気者。チーズが「糸を引き」始めたらすぐ食べ頃。合わせるワインは、もちろんタンニンと赤い果実味が効いたガロンヌ川流域の赤ワイン、ビュゼタイプのロゼなど。


Aligot de l'Aubrac 参考ページ。 

Aligot de l'Aubrac - Coopérative Jeune Montagne à Laguiole, Aubrac 


Recette de l'Aligot - 750 Grammes - YouTube アリゴの簡単レシピ。

モッツァレラチーズとじゃがいもの のび~るマッシュポテト アリゴ風モッツアレラチーズとジャガイモ

アリゴ(フランスのチーズ入りマッシュポテト)パンとソーセージを添えて簡単朝食風

とびきりハンバーグサンド 「デミグラスソース アリゴ添え」

モスバーガーに「ハンバーグサンド デミグラスソース アリゴ添え」というメニューがありました。

パリでなんと言ってもおすすめのオーベルニュ料理が味わえるビストロは「アンバッサード・ドーベルニュ」3区。名物アリゴはお客さんの目の前でアツアツを取り分けてくれます。最寄り駅はランビュイット。マレ地区です。

l'Ambassade d'Auvergne à Paris