ニューヨークで13日、英レストラン業界誌「レストラン(Restaurant)」による今年の「世界のレストラン・ベスト50(World's 50 Best Restaurants)」が発表されました。1位に輝いたのはイタリアの「オステリア・フランチェスカーナ(Osteria Francescana)」。イタリアンの優勝は初、美食本家フランスの反応はいかに?!
昨年のトップ、スペインの「エル・セレール・デ・カン・ロカ(El Celler de Can Roca)」は2位に後退。3位は、米ニューヨークの「イレブン・マディソン・パーク(Eleven Madison Park)」が続く。2002年に始まったこの賞、フードライター、ジャーナリスト、シェフ、レストランオーナーや食通など「972人の独立した専門家」が選考委員を務める。その評価は本家ミシュランを越す勢い。
フランチェスカーナはモデナのレストラン。伝統的食材のアレンジで知られ、今回「パルミジャーノ・レッジャーノ(Parmigiano Reggiano)」を使った料理が評価された。
Osteria Francescana - L'osteria di Massimo Bottura.
マッシモ・ボットゥ-ラ(Massimo Bottura)シェフ
上位10位には、過去1位を4回獲得し映画にもなったデンマークの「ノーマ(Noma)」ほか、フランス、スペイン、オーストリア、ペルーから選ばれている。
仏パリからの入賞は19位のアスペルジュと50位のセプティム。
北欧勢、また英・米圏の勢いが止まらない。今や時代はミシュランでもゴーミヨーでもない?新たな旋風が吹き荒れているのかもーーーどうするフランス!