Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

フランスの「シナモンロール」を求めてーー

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ーーーー同じヨーロッパにいても、あるものはあるし、ないものはない。

こちらは伝統的なフィンランドシナモンロールの形です。筆者が学生の頃シナモンローツがちょっとだけブームになって。当時バイトしてた神戸のカフェでも、皆さんよく知る渦巻き型に、白いアイシングをかけて作っておりました。

実はフランステレビで「かもめ食堂」をやっていまして、うわぁ、なんて懐かしい〜と思いながら見ていました。「焼きたてシナモンロールの香りに出会いたくてたまらない!」病が止まらない!

・・・と思いきや。あれ?素朴な疑問。フランスに「シナモンロールって存在するの?

近所のブーランジェリーでもあんなにヴィノワズリー(バターをたっぷり使い込んだクロワッサン系のお菓子パン)は充実しているのに、「シナモンロール」という名のシナモンロール、そういえば、見たことありません。

シナモンはフランス語で「Cannell」(カネル)。北欧でも確かKanelで、同じ発音でしたよね。

パリで以前バイトしていたブーランジェリー「MAISON KAYSER メゾン・カイザー」のサイトを覗いたら、これと似た商品があることがわかりました。「カネルクロワッサン」と呼ばれる、スライスされたアーモンドのった、クロワッサン生地のパンです。

アーモンドの香ばしさと、巻き込んだシナモンの香りがおいしそう。

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「クロワッサン」なので、サクサクというよりは、生地そのものはふんわりしていて、食べ応えはむしろ、優しい感じです。従って、アーモンドの香ばしさと歯ごたえが一層感じられますね。

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断面をご覧いただくとよくわかるのですが、シナモンは、ほんのり程度です。濃いコーヒーと合わせたい時、北欧系の強めのシナモン香を期待してしまいますと、ちょっと弱いかな、という印象です。

https://recettes.zeste.tv/images/imageresizer.php?src=_var_data_gallery_photo_42_92_77_31_14_cinnamon-rolls.jpg&w=922&h=517

うーん。フランスには「かもめ食堂」のシナモンロールはないのかあ・・・。

カネル・クロワッサンもそれほど多くのお店で見つけることができる訳ではなく、むしろメゾン・カイザーのオリジナル?ぐらいの勢いです。フランス人に訊いたところ「あ、じゃあスタバにいくといいよ!」(笑)

フランスでも結構スタバ、広まっております。

クロワッサンとパン・オ・ショコラのある国には、シナモンロールはやっぱり外国のお味なのかもしれませんね。

www.marmiton.org

 【kotorioからのひとこと】

マックがコーヒー、日本総人口分無料ですって!? 10月16日(月)から開始される『シナモンメルツ』とローストCoffee。寒くなってくる季節に相性ぴったりですね。これに加えて、カズオ・イシグロさんの本を小脇に抱えれば、この秋の読書タイムはもう完璧っ♪バックミュージックはボブ・ディランでね〜〜