Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

なんで今更「クイニーアマン♪」ブルターニュの塩バターお菓子

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フランス北西部のブルターニュ地方に伝わるお菓子「クイニーアマン」。

日本でも何年か前にブームになり、コンビニでも多く販売されたので、覚えている方も多いと存じます。「クイニーアマン」、奥深いお菓子なんですよね。

ブルターニュ地方では1860年頃、小麦粉が不足し、バターが豊富にあるという状況にあったそうです。

とあるパン屋さんで、バターの配分の多い生地を材料が馴染むよう伸ばしては織り、焼いてみたところなんとまあ、美味しい焼き菓子が出来上がりました。

これがこの地方に伝わる言語、ブルトン語で「バター(amann)のお菓子(kouign)」という意味のkouign amann (クイニーアマン)になったそうですよ。

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ブルターニュ産の「塩バター」が特徴です。これを用いて、何層にも織り込んで焼き上げた生地。キャラメリゼして、外側がカリッとなるように仕上げるのは、本当に手間と愛情のかかるお菓子なんですね。

それだけに、この独特の食感、塩バターならではの味わい、はまるとクセに。バターと砂糖を多量に使用しているため、ハイカロリーなのでお気をつけください。

パリで、クイニーアマンは大抵どこのブーランジェリーでも手に入れられると思うのですがーーフィガロでも「トップ5」みたいな特集はないですねぇ

・・・ということで、個人的にオススメはパリ20区のこちら。特に雑誌に乗るような大手さんというわけではないのですが「AU140」さんというブーランジェリーです。

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Boulangerie Au 140   サイトのイラストがこれまたパリジャンっぽくて可愛い。

特筆すべきは、サイズが大・中・小と3種類揃っているところ、また、大きさによってキャラメリゼの食感を丁寧に変えているところ。まさに「職人」技ではないですか!

ということで、見事「kotorio大賞」に輝きました。
  140 rue de Belleville 75020 Paris 01 46 36 92 47
 水~金 7:00-20:00、土 7:30-20:00 日 7:00-19:00 月・火はお休みです。

ぜひクイニーアマン作りにチャレンジしてみたい、という方はこちらを参考になさってください。ブルトン地方のお菓子レシピのサイトで私もよく拝見しています。わかりやすいです。

www.recettes-bretonnes.fr

 《今日のひとこと》 こんなキュートなクロワッサン、今年のキャトルズ・ジュイエ(革命記念日)にアップすればよかった〜〜!!

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