Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

フランスの庭・ロワール地方伝統菓子「ヌガー・ド・ツール」

今朝無事引っ越しを終えました、kotorioです!パリの16区というところに移りました。引っ越ししまくりのノマド生活、2017年はこうして終わり、明日は私の誕生日〜〜ベッドがない〜〜(笑)

というわけで、美しいもので今年を締めくくりたいと思います。

今週のお題「2018年の抱負」清く正しく美しく生きたいと思います!今後ともkotorioをよろしくお願いします。

フランスの庭と呼ばれるほど美しい地方ロワールには国内でもっとも長い「ロワール川」が流れています。

周囲には美しいお城があり、またワイン巡りの拠点としても、人気スポット!

今日は、そんなロワールの、中世の王侯貴族たちの時代にタイムスリップしましょう♪

国内でもっとも美しいフランス語を話すこの地方、ツールは、カテドラル(大聖堂) や、木組みの建物のたちならぶ、可愛らしくてコンパクトな街です。名物はヌガー。街の至る所にヌガー屋さんを見かけます。

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今日ご紹介するのは「ヌガー・ド・ツール」というこれとは別の焼き菓子です。

ツールのヌガーは、パートシュクレ(タルト用生地)にメレンゲとアーモンドで作った生地を絞って焼き上げたタルトのようなお菓子で、ツールのスペシャリテ(特産)と言ってもいいぐらい、どこのブーランジェリーにも置いてあります。

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レシピはなんと、ローマ時代にまで遡るそう。諸説あるようですが、パリから来たとされるヌガー・ド・ツールは戦後、あるパティシエによって90年代に復活した奇跡のお菓子。

現在では年一回のコンテストもあるようで、この伝統レシピを街ぐるみで大切にしているようです。

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といっても、お店ごとに様々な味わいが。アプリコットやレーズンのラム酒漬けを使ったもの、または、メレンゲの生地の硬さ、柔らかさによっても、全く違う食感が味わえます。

こちらはフィリップさんというベテランの地元パティシエさんによる2分のレシピ動画です。お店に並ぶまでの過程をお楽しみください。

www.youtube.com

さてこのお菓子、地元産のワインとも相性がいいのです。赤・白・ロゼ、あまり重すぎず、フルーツ感や爽やさのあるワインと、午後のひと時を過ごすのにぴったりです。

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素材もお味もとっても素朴ですが、どこか高貴な、品のあるお菓子ですよね。

ご自身でチャレンジされる方は、中のフィリング、そしてタルト生地でオリジナリティを活かしてみてください。

200℃のオーブンでだいたい25分が目安です。仕上げに粉糖を振ってもきれいですね。

Nougat de Tours - Recettes - Cuisine française

 

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