Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

ビスコッティじゃないもん!ブルゴーニュ地方菓子「クロケ・オー・ザマンド」

ワインの産地ブルゴーニュ。ブドウ畑が広がる、景色が美しい地域です。

「クロケ・オー・ザマンド」は、型を使わないで焼き上げるこの地方の伝統焼き菓子。

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クロケcroquetは、動詞「ぱりぱり音をたてて」「かりかり噛んで」の派生語です。

飽きのこない風味と固さが魅力。Coffeeやシャンパンに浸して食べます。

ブルゴーニュ地方のドンジー村という所に、アーモンドを使った最古のレシピが残されているとか。19世紀には既に作られていたのですね。

村のお菓子屋さんに行けば、それぞれ違った味を楽しめます。

ショコラ、あるいは名産のぶどうの搾りかすのお酒マールで漬け込んだレーズンを入れたお味も。素朴な村を渡る風が伝わって来そうなお菓子ですね。

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イタリアのトスカーナ菓子、ビスコッティそっくりですよね。

ちなみに、kotorioは高校の時に殆どCoffeeとビスコッティだけで生きているほど、この固い焼き菓子、ハマっていたことがあります。読書してると、止まらないんですよね。

イタリア語で「2度焼き」という意味だそうです。ばきばきっと音を立てて食べるか、濃いCoffeeに浸して食べるか。ああ、ビスコッティのように骨太に生きたひ・・・。

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し・か・し。おフランスの「クロケ・オー・ザマンド」はビスコッティよりも柔らかくお口の中でほろっとほどける、おしとやかなマドモアゼルの感じです。

軽めのサクサク生地と、ナッツのザクザク歯ごたえが、なんとも絶妙。

一年を通して飽きない、定番のパーソナリティーが感じられますね。

鳩サブレ的立ち位置を見事、確立していらしゃいます。

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クロケなら、頭もおしりもないのでどっちから食べたらいいか迷わないで済みます。

 型いらず、身近な材料だけで手軽に作ることのできる「クロケ・オー・ザマンド」、

あなたの十八番にぜひ、加えて下さい。

www.marmiton.org

レシピ要約・バターとお砂糖をよく混ぜることで、軽い食感を再現できます。

バニラの香りを足しても。卵、小麦粉、ヘーゼルナッツのパウダー、ベーキングパウダーを合わせて、生地の出来上がり。

冷蔵庫で一晩休ませたら、翌日オーブンで焼くだけ。

冷めると硬く割れやすくなってしまうので、熱いうちに切り分けるのがコツ。

オーブン前、濃いコーヒーと溶き卵を合わせて、表面に塗ると素敵な焼き色が。

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ブルゴーニュでは、カフェやシャンパンの他、アイスクリーム添えなど、いくつもバリエーションがあるようです。

ビスコッティに負けないもん!クロケ・おー・ざまーみろンド!