Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

パリで「マカロンの女王」ナンバーワンを探せ!

宝石のような愛らしさで人気のマカロン

http://s1.lprs1.fr/images/2016/06/14/5883055_macarons-pierre-herme_940x500.JPG

日本でもピエール・エルメ」「ラデュレなどフランス発パティスリーによって、女性たちの間でブームになって久しいですね。

発祥は、実はイタリアらしい。語源も「マカロニ」に由来しているそうです。

16世紀、フィレンツェの大富豪メディチ家の令嬢がフランス国王へ嫁いだときに、パリへ伝わったとされています。

以来、パリジャンの心を鷲掴みに。「カロンといえばフレンチスイーツ」というイメージを定着させ、パリではパティシエ、ショコラティエの多くが「マカロンの名店」を目指し、激戦を繰り広げています。

カロンほど、お店によって味の違う商品はないかもしれません。

実際、どのメゾンが「美味しい」マカロンなんでしょう。その特徴は?

https://static.lexpress.fr/medias_9460/w_1536,h_1152,c_crop,x_0,y_532/w_605,h_350,c_fill,g_north/v1395155838/macarons-pierre-herme-2_4843625.jpg

kotorio、パリで「カロン名店」とされる各メゾンを渡り歩き、比較してみました。

ーーラデュレ Laduree 
ーーピエール・エルメ Pierre Herme Paris 
ーージャン・ポール・エヴァン Jean-Paul Hevin PARIS 
ーーダロワイヨ Dalloyau 

まずはパリでマカロンと言えばーー真っ先に駆けつけるこのお店からご紹介。

◇「ラデュレ Laduree

https://www.worldofbuzz.com/wp-content/uploads/2017/01/famous-macaroon-store-laduree-is-finally-coming-to-malaysia-world-of-buzz.png

20世紀半ば、マカロンを売り出し2枚の鮮やかな生地でアーモンド生地を挟んだ「パリ風マカロン」の代名詞となったお店です。

多彩なフレーバーと濃厚な甘みが特徴。スイーツとお茶をティールームで愉しむ「サロン・ド・テ」というスタイルを始めたのもここ。1930年開業、伝統あるサロンで、同店マカロンの人気の秘訣を楽しんでみて。

http://3.bp.blogspot.com/-QMwKArPSsDo/TmT_EEYsX9I/AAAAAAAABf8/_EWbxGjXFJk/s1600/Laduree%2Bmacarones2.jpg

ラデュレ ・ロワイヤル店 16, rue Royale, 75008 Paris www.laduree.fr

◇「ピエール・エルメ Pierre Herme Paris」

http://be.france.fr/sites/default/files/ah10_mac_them_8_hd.jpg

現代フランススイーツ界で、巨匠たるピエール・エルメ氏。フォションラデュレなど老舗パティスリーで経験のち、1998年日本で創業。その後「逆輸入」の形で2001年にパリ店をオープンしたメゾンです。

ピエールエルメのマカロンを食べて、マカロンに目覚めた人は数知れず。そんな魔法のマカロン、全体的に淡い色で、2種類ミックスが多いという印象を受けました。

アプリコットとピスタチオ ・バニラとサフラン
・セイヨウナツユキソウとマキのはちみつ
ジャスミンとオレンジのオイル

ふんわり生地とやさしい甘み。ほかにも、フランボワーズを使った「モンテベロ」カカオ香る「ショコラアメール」、次から次へと試したくなるマカロンの魔法入り。

https://www.clementinecom.com/wp-content/uploads/2016/03/Capture-PH.jpg

ピエール・エルメ・パリ 72, rue Bonaparte, 75006 Paris

Pierre Hermé Paris – Créateur Macarons, Pâtissier, Chocolatier - Pierre Hermé Paris

 ◇「ジャン・ポール・エヴァン Jean-Paul Hevin PARIS」

https://static1.squarespace.com/static/5671224a841aba7b5262167f/t/582eeb9d2994caa4df0bc43c/1505764167218/Jean+Paul+Hevin+macarons

ベルギー発、名ショコラティエですが、マカロンでも名を馳せ、2005年フィガロ誌が選ぶマカロンのクラシック部門で最優秀賞を受賞しています。

ショコラティエゆずりのマカロンショコラがダントツ人気。ブラジル産チョコマカロンマダガスカルチョコマカロンなど、ただショコラ、といえどチョコバリエーションが豊富なのはここだけ!

柔らかな薄皮生地に完璧なガナッシュクリーム、まさに王道派

全体的に色はショコラ風スモーキーで、落ち着いた大人の印象です。

https://media-cdn.tripadvisor.com/media/photo-s/0e/c4/c1/11/macarons-jean-paul-hevin.jpg https://www.jeanpaulhevin.com/1184-7040-large_scene/etui-5-macarons-annam.jpg

ジャン・ポール・エヴァン サントノレ店  231 Rue Saint-Honoré 75001 Paris

Boutique en ligne de chocolats du Maitre chocolatier Jean-Paul Hévin - Jean-Paul Hévin

◇「ダロワイヨ Dalloyau」 

https://i.pinimg.com/736x/5b/99/9e/5b999ed86f69f8bc27d55a15b0ed1fed--dalloyau-les-macarons.jpg

1832年にマカロン作りを開始し、100種以上のフレーバーを生み出してきた老舗です。ダイアナ元妃が生前こよなく愛したのが、ここのマカロンでした。

フランボワーズ、マンゴーなどさっくり生地と濃厚な甘みのクリームはどのフレーバーもハズレなし。老舗サロン・ド・テでゆっくり食べくらべもいいですね。

http://img-cdn.jg.jugem.jp/792/1285179/20100609_1560793.jpg

ダロワイヨ 101 Rue Fbg St Honoré 75008 Paris

Maison de gastronomie depuis 1682 - Dalloyau

【kotorioからのひとこと】

以上、名パティスリー4店をご紹介しましたが、それぞれの特徴があって面白いですね。包装、ガナッシュの違いなども言及の余地あり。

カロンシリーズ、次回乞うご期待。マニアックな世界へあなたを引きずり込みます。