今回は「触れちゃいけないそこ」に敢えて切り込む、kotorio探検隊長の禁断の果実。
テーマは「いるいる、アンチマカロン派」!です。
フランススイーツの代名詞でもあるマカロン。
そりゃあお土産に頂けば嬉しいし、見た目も可愛いし、豊富なお味は永遠のお茶のおとも。ところが「マカロンって正直、美味しいと思ってる?」という声があるのも事実。
炎上覚悟!アンチマカロン派の意見をまとめてみましょう。
・あのどぎつい色がダメ ・高すぎる ・割れやすいので旅行土産に不適切
・見た目だけで肝心の味はイマイチ/まずい/甘すぎてダメ
・ってか「マカロン食べてる私が好き」な、脳内お花畑スイーツ女子の必需品
ーーーなるほど。世間の風当たりは以外に強かった。
ここまで賛否両論のあるスイーツも珍しいかも。
ところが「嫌いから好きへ転じた」という複数の証言に注目しました。
・最初に食べたマカロンがまずかったが、別の店で食べて開眼!
・日本で食べた時と、パリ旅行の際に現地で食べたのはまったくの別物!
ーーー高級だから、有名店だからと言って必ずしも美味しいとは断言できないよう。
では、意見を変えた人は、どこのお店のマカロンがきっかけになったの?
そもそもマカロンは、卵白と砂糖、アーモンドプードルを混ぜて焼き上げ、ジャムを挟んだお菓子。卵黄は使用せず、外はパリっと、中はしっとりあま〜い感覚が特徴です。
日本では「ラデュレ」vs「ピエールエルメ」という構図が出来上がっているのかな?
そこでアンチ派の皆さんに、もう一度、再考の可能性のあるメゾンをkotorioが選んでみました。
◇ショコラの名店(ベルギー発ですが)「ジャン・ポール・エヴァン」のマカロンのチョコフレーバーは、カカオの産地別で商品を分けるほどのこだわり。
ここは全体的にシックな大人の雰囲気。「アンチ夢見る女子」であれば例えば男性、上司への手土産にもいいですよ。ウイスキーとの相性がとってもいいんです。
◇あのどぎつい色がダメ、というあなたに。
「ユーゴ・エ・ヴィクトール」のマカロンは、一切着色料を使っておらず、無添加。全てが植物などからとった天然成分により、マカロン作りを実現しました。
◇マカロンの専門店の珍フレーバーを試してガツンと印象を変えてみる手も。
日本未上陸、パリのパラスホテルや三ツ星レストランに卸す専門の「マカロン・グルマン」が、2015年にサンジェルマンに初めてのショップをオープンしました。
ギャフンなお味をいくつかご紹介。
冬季限定!名物・フォアグラとカカオ
レグリーズ(甘草)とゴマ
コーヒー&ウイスキー
ESUS なんと中身は洋ナシとビール。
エデントロピカル。ココナツベースの南国風。
さすがの専門店ですよね・・・・ Macarons Gourmands
◇最後に、日本のマカロン専門店「ジュゴン」さんをご紹介します。
ユーゴ・エ・ヴィクトールさんと同じく「あの色がちょっと」という方にも安心して頂ける。着色料・香料一切不使用の、天然素材だけで作られたマカロンです。
北海道産生クリーム、那須の御養卵(ごようらん)、トップパティシエ御用達のヴァローナの最高級チョコと素材に文句無し。
オーガニック派のあなた、日本のナチュラルマカロン、ぜひお試し下さい。
【kotorioからのひとこと】
今回の教訓は、チャレンジ&再考!
常識にとらわれず、足で、舌で、自分の「美味しい」を見つける旅は終わらないよ。