Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

イタリアチーズMontasioと合うワインを探せ!

モンターズィオ(Montasio)というイタリアのチーズをお土産にいただきました。

f:id:kotorio:20180305205150j:plain  f:id:kotorio:20180305210826j:plain
フリウリ・ヴェネツィア ジューリア州というところを中心につくられているセミ・ハードタイプのイタリアチーズです。

調べてみるとオーストリアとの国境付近なんですね 。

南にはアドリア海、北には標高2753メートルのモンターズィオ山。

f:id:kotorio:20180305205230j:plain

円筒状で、きめの細かい引き締まった身。

表皮に焼印された「モンターズィオ山」のマークが特徴です。フランスでいうと山のチーズ、だから「コンテ」に近い味かと思いきや、こちらのほうが柔らかな印象です。

f:id:kotorio:20180305205350j:plain 断面図 by kotorio

バランスの取れた味わいで、熟成につれて深みが増していくそうです。

このチーズの歴史は13世紀まで遡るそう。

モッズィオ修道院でつくられていたチーズの製法が、山麓に住む人々に伝えられていきました。1773年には州都ウーディネ市で価格を定め、一定量を生産するように。

1880年頃からこのチーズは協同酪農組合で管理のもと、今日まで作られています。

f:id:kotorio:20180305205530j:plain

コンテ同様、山のチーズらしく約6kgの円盤形です。

側面にはモンターズィオの文字とDOPの証である焼き印が押されています。

熟成60日のモンターズィオはフレスコと呼ばれ、パン粉を付けて、シンプルにフライパンで焼いて食べるのがオススメなんですって!

f:id:kotorio:20180305205119j:plain

熟成5~6ヵ月熟成のセミ・スタジオナートがもっともポピュラーなようですが、

10~12ヵ月熟成のほうは、噛みしめるほどに濃厚な味わい、後味にパイナップルのような甘みが感じられます。

さて、ここにkotorioに課せられた命題が

「このチーズに合うワインを探せっ!」というもの。

f:id:kotorio:20180305210936j:plain
モンターズィオのコクが増し、ホクホク感を主役に持って来るためにーーー

やはりここはイタリア産の白ワインで勝負するしかありません。

例えば「ボッラ ソアーヴェ クラッシコ トゥファイエ」どうでしょうか。

最初に試したフランス産のマコンでは、ワインが酸っぱくてチーズの味を隠してしまったのです。

また、リースリングでは逆にワインの良さが消えてしまって。

結局は同じ国、同じ土地同士の相性がもっともよかった、ということになります。

f:id:kotorio:20180305210136j:plainボッラ ソアーヴェ クラッシコ トゥファイエ
【kotorioからのひとこと】

こちらのチーズ、お料理にはどうやって使ったらいいのでしょう?

現地で人気なのは「フリーコ」という、たっぷりバターで炒めた玉葱にモンターズィオチーズを加えて、塩、胡椒で味を整えてカリッと焼くだけのシンプルお料理。

f:id:kotorio:20180305210529j:plain f:id:kotorio:20180305210543j:plain

寒い季節にはもちろん、残ったチーズをつまみながら、程よい塩気についついワインが進んでしまいそう。kotorio的には、リゾットでいけると思うんですけどね。

(単にリゾットに目がないkotorioーーー)