Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

夫妻で開いた私たちの甘い城 パリ7区「ノートル・パティスリー」

MOF ( Meilleur Ouvrier de France フランス国家最優秀職人章 ) の、

クリストフ・ルドンさんとフランチェスカさんのパティシエ夫妻が、

2016年、7区の瀟洒な界隈にオープンしたパティスリーです。

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クリストフさんは老舗バティスリーLenôtre(ルノートル)で、

働いて来られた方なんですって。だからノートル?いえいえ、

ノートル、は私たちの、という意味。そう、あの「ノートルダム」のノートルです。

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まるで夫妻のご自宅に招かれたよう。高級住宅街とは思えぬ、ほっこり空間。

イメージとしては、白金台や芦屋ではなく、吉祥寺の繁華街を抜けて、

藤村女子中高の斜め前あたりにある、地域に愛される和みcafé、そんな感じ。

(けっこうわかりづらくてすみません)

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クロワッサン、パン・オ・ショコラ、お砂糖たっぷりブリオッシュ、などの甘いパン

通称「ヴィエノワズリー」類は、朝から通勤途中の人が並んで、買っていきます。

ショーケースの中に行ってみましょう。

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定番タルト・オ・シトロンは、ザクっとしたブリゼ生地ではなく、

お口の中でホロっととろけるブルターニュサブレを使っています。

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伝統菓子の常識に、ほんの少しだけひねりを加えて、夫妻の個性がキラリ。

「le croustillant noisette」カリカリのノワゼット、という名前のショコラケーキは、

その名の通り、ザクザクのビスキュイにくるみがしっかりと感じられ、

それを中和するかのように、ふんわり軽いミルク風味のショコラムース。

絶妙のハーモニーです。

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洋ナシとキャラメルのハーモニーが素敵(左)、エキゾチックと名付けられた

パイナップルとマンゴー、ココナツベースのケーキ(右)

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一見なんということはなく見えるタルトショコラも・・・断面はこの通り!

ダークチョコ、ミルクチョコのそれぞれのガナッシュがいい役割を果たしています。

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もちろん、ケーキアンティエール(ホール大のケーキ)も充実していて、

春を告げる基本のフレジエから、

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ちょっと遊び心のあるこんなチョコレートケーキまで。

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工房は奥に併設されているようで、午前中はぷうんといい香りが漂い、

ランチ前には、ちょっとした軽食がわりになるキッシュ類なども運ばれてきます。

仲良し夫妻が開いた甘〜い空間、いつまでも眺めていたくなる、居心地の良さ。

気取らないお二人の人柄が、お菓子に現れているようで、

思わず通いたくなってしまうお店、また一つ、見つけました。

 

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Notre Pâtisserie ノートル・パティスリー
7 rue Amélie 75007 Paris 09-52-99-86-78 9:00~19:30

https://www.facebook.com/Notrepatisserie/