Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

パリ・リヨン駅の「駅弁EKIBEN」参加老舗弁当屋さんシリーズ3最終回

紅葉を見に西へ東へ旅したいアナタ。駅弁で各地を巡るという手もあります。

なんとフランス・パリで日本の老舗駅弁屋さんが1ヶ月限定で「EKIBEN」売ってます。フランス人のリピーター率高し。

「全種類制覇する」と、日々行列に並んでいるというお客さんもいました。

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今週のお題「紅葉」

参加老舗シリーズ第3回は、駅弁味の陣でも金賞をとるなど、東北人で知らぬ人はいない、老舗・秋田の「花善」さんです。

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今回出品されているのは、秘伝のスープと醤油で味付けしたご飯の上に、甘辛く煮付けた鶏肉をのせた同店の顔「鶏めし」。地元秋田の「あきたこまち」を使用、日本と同じ製法で炊き上げています。「駅弁味の陣」で「駅弁大将軍」を受賞。日本の懐かしい味がパリで!

掛け紙は、明治を思わせる昔のものからパリ様に特別にデザインしたものなど5 種類が揃います。

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~ お品書き ~
茶飯(味付けご飯)鶏肉の甘辛煮 ふり卵 人参 いんげん 椎茸の甘露煮
銀杏 しば漬け 里芋煮 きんぴら 山菜の水煮

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本家本元の大館市の花善さんでは、鶏めしにもいろんなバージョンがあるんですね。

比内地鶏の鶏めし

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彩華鶏めし

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スペシャル鶏めし

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このレベルになると、予約のみ受付だそうです。

「鶏めし」って、どうやって生まれたかちょっぴり気になりませんか?

110年以上に渡って愛され続けてきた秘伝の味には、何か物語がありそう。

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戦後、物資不足から、配給が米・砂糖・醤油・ゴボウしかなかったころのこと。
先代社長が、これらをまとめて炊いてみたらあら大好評。
昭和10年代に販売していたキリタンポ弁当の売れ残りの鶏肉を、甘辛く煮付けて、まかないにしていたんですって。

昭和22年に商品化した時に、これをご飯と合わせたらもっとおいしくなる、と80銭でスタートしたそうです。

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昭和30年、大館駅前が大火災にて全焼。仮設テントにて鶏めし弁当を作り、行列ができたそう。そこで「食堂部門」を改めて創設。「鶏めし御膳」のきっかけになったそうです。うぉぉ〜〜本店には「お食事処」があるんですね!!

鶏飯御膳

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鶏めし出汁茶漬け

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他にも鶏めしチャーハンから鶏天丼、比内地鶏ラーメン&鶏飯セットなど、ここへ来たら鶏のトリこになること間違いなし!

【kotorioからのひとこと】

店頭販売用に作られた秋田・大館の「曲げわっぱ」が人気で、

5000円で注文のみ販売可能。お弁当に、またはお土産やプレゼントにも素敵ですよね。

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ご注文は、下記公式サイトから。

花善
秋田県大館市御成町1丁目10-2(JR奥羽本線大館駅前)0186-43-0870

大館駅駅弁 鶏めし 花善